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シンプルな家、シンプルな暮らし [ エフエープロデュース]   
シンプルな家、シンプルな暮らし。

勘違いしている人が多い。

 ©fa-produce    

Simple?

壁紙も床もみんな白にすれば、シンプルな家になると思っている人は多い。
それなら柄が入ってる壁紙と濃いめの床材を選ぶのはシンプルじゃない・・ということになる。
家を建てるときに、「シンプル」を持ち出す人はとても多いけれど、
シンプルはモノの形や様を現す表現ではなく、ライフスタイルそのものだと思う。

モノや様式にこだわらず、自分の価値観やライフスタイルを家づくりに反映したら
なんとなく「シンプル」なカンジになった。
シンプルとはその程度のもので、結果論でしかない。
だから家づくりを前にして、「シンプルな家にしたい・・」とリクエストするのは
ちょっと違和感があるというか、変だと思う。

Plain?

設計やデザインを手掛ける人は好んでヨコモジを使う傾向にあり、
それが家づくりにおいてシンプルを乱用する原因にもなっているのだろう。
でも既述のように、そんなことにあまり意味はない。

似たような表現にプレーンというのがあって、和訳すれば「ありのまま」とでもなるのだろうか?
予算がないから仕上げはカットして構造用剛板、もしくはプラスターボードのままで止めようか・・
となればこれもひとつのプレーンで、背伸びして仕上げまでやらなくてもいいじゃないかとなる。
これはこれでアリなんだろうけれど、イチロウの記者会見じゃないけれど、
カッコつけてヨコモジばっかり使っていると伝えたかった本意がうまく相手に伝わらず、
悲惨な結果を招いたり後悔するかもしれない。
家づくりは自分の伝えたい意向を、自分なりの言葉で相手に伝えた方がイイ。
ヨコモジや建築用語など使わずとも、一生懸命伝えれば必ず相手に伝わるものだ。

Simple & Plain

家は建てたら建てっ放しが理想だといつも心掛けている。

そのためには安全性は言うまでもなく、
色褪せない間取りであること、低メインテナンスであること、そしてなにより
その家がそこに暮らす家族のライフスタイルや価値観に沿っている必要がある。
それらが揃えば建物としての家のことなどスッカリ忘れ
人生を忙しがっているうちに、あっという間に時が過ぎてゆくだろう。
家はそうあるべきだ。

いつも「あっちが悪い、こっちが使い難い・・」と不満を感じ、
リフォームすることが人生における夢や希望になっているなら、それは本末転倒もいいところだ。
家など一度建てれば十分かそれ以上、人は家を建てるために生まれてきたワケではない。

どうだろう?
これに勝る「シンプルな家、シンプルな暮らし」が他にあるだろうか?

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