これまで暮らした本牧地区はひと昔前まで米軍の接収地だったため、

自宅近くの山頂公園は過度に整備されることなく、春になるとたくさんの野草が楽しめました。

サクラもソメイヨシノばかりでなく、オオシマ、大寒桜、横浜緋桜、山桜が楽しめ

足元にはハナニラ、ハナダイコンなどはそこら中に咲いていたし

スミレも3種類は楽しむことができたのですが、緯度によるものなのか寒暖の差なのか

ここ富山に来てからはそれらの花にまったくお目にかかれないのです。

春の花に逢えず悶々としていたのですが、ある日突然に打ち合わせがキャンセルになり

ソレっとばかりに春の五箇山.相倉集落へと向かいました。

富山県礪波市にある「らんじょうの森」に立ち寄り。
標高176mともなると市内とは花期も変わり
ソメイヨシノも何とか楽しめる状態。
大好きな山桜はさすがに終わっていましたが
来春から花見はここと決定。
ソメイヨシノはあまり好きではないのです。

頼成の森

やっと見ることができたコブシの花
まだもう少し楽しめることができます。
コブシが咲く水生園の園内では
アヤメやカキツバタが楽しめますが花期はもう少し先。
モリアカガエルの澄んだ鳴き声が心に沁みます。

2時間ドラマでお馴染みの大牧温泉行きの渡船乗り場を過ぎ、国道を走るとやがて相倉集落の入り口。

集落に入ってすぐの斜面に..

道路脇の斜面にカタクリの群落が!!
あまりの急斜面で登ることもできず、
電子ズームでパチリ。
さすがにカタクリは花期を終えたと諦めていたのですが
まだまだ盛りの様子。
しかも車道のすぐ横の斜面に咲いていてビックリ。
標高約370m

平日の昼頃の相倉集落駐車場。
県外ナンバーもチラホラと。

集落に入ると駐車場のスタッフが「ちょうど屋根の吹き替えをしていますから..」とのこと。

でも五箇山へは横浜時代から何度か訪れているので見学はパス。野草探しに出かけます。

春の相倉集落。
近くの山にはまだたっぷりと雪が残っています。

少し高台から集落を臨む。
運動不足丸出し、大腿四頭筋が早くも音を上げる。

さらに高度を上げて集落を俯瞰。
益々痛む大腿四頭筋。

斜面を登り始めて暫くすると..
アズマイチゲ発見。
シビレル(!!)
裏高尾を思い出すなぁ・・

キクザキイチゲ。
アズマイチゲと花は似ていますがポッテリとした
アズマイチゲの葉に対し、キクザキイチゲの葉は
菊の葉のように深裂しているのがお判りでしょうか?

フキも天ぷらにしたら旨そうなサイズ。

最後は大好きなスミレで締めます。
これはオーソドックスなタチツボスミレ。

富山市内から五箇山まで往復100Kmほどの距離で、横浜で100Km移動するとなると

到着時間はその時々の交通事情で予測は不可能。でもここ富山なら半日あれば撮影をしてお茶をして

しかも高速道路を利用せず余裕で帰ってくることができます。五箇山で見られる春の花の多くは

東京なら裏高尾あたりで楽しめますが、裏高尾の春は五箇山より遥かに多くの花を楽しむことができます。

その代わりに夏山シーズンともなれば関東では見ることのできない高山植物が北アルプス立山周辺で

見ることができ、それも市内から日帰りで十分楽しむことができます。

どちらが良いのか?微妙なところです。

富山の低山も注意深く散策すればもっと多くの花に逢えるのでしょうが

こちらの低山の登山道は荒れている山が多く、気軽に出かける気になれません。

夏は立山で高山植物、春は五箇山。これが今考えられる最善策でしょうか?

ともあれ、一通りの春の花に出会えて満足し帰路につきます。

それにしてもハナニラやハナダイコンには未だに逢えないのですが・・・

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